道後温泉 本館
3000年を超える歴史を持つという日本最古の道後温泉は、古くは聖徳太子が訪れ、霊妙な温泉に深く感動し碑文一首を作られたと伝えられています。
この本館は明治27年に20ヶ月の工期で、当時普通の民家を一軒建てるのに千百円あれば充分といわれていた時代に、13万5千円という破格の予算で建造されました。
三層楼の壮大な建物は、築後100年を迎えた平成6年に国の重要文化財に指定されました。
各部屋ごとに多種多様の漆喰やジュラクを駆使した建物は現代の建物にない癒しの空間を創り出しています。